大切な人の記念日やお誕生日へ、世界でひとつだけの絵本を贈りませんか?
贈られた人が主人公となって物語が進む、オリジナルの絵本です。
クリエイト・ア・ブックは、1980年、アメリカで生まれました。
とある教師である母親が、自分の子どもを主人公に絵本を作ったのが、始まりです。
自分が主人公となり、物語が展開する…。
子どものみならず、大人もわくわくすることでしょう。
どうぞ大切な人へのプレゼントにご利用下さい。
大切な人の記念日やお誕生日へ、世界でひとつだけの絵本を贈りませんか?
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クリエイト・ア・ブックは、1980年、アメリカで生まれました。
とある教師である母親が、自分の子どもを主人公に絵本を作ったのが、始まりです。
自分が主人公となり、物語が展開する…。
子どものみならず、大人もわくわくすることでしょう。
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絵本全品 3,800円+税
生まれてから今までの「お気に入り」、これから見つけていく「お気に入り」。人生の中の大切なものを詰めた、お誕生日に贈る絵本です。
3,800円+税
ある日、空から落ちてきたタネを拾ってから、次々とふしぎな声が聞こえてきて…読んだ人がハッピーになる物語です。お誕生日プレゼントなどにどうぞ。
3,800円+税
こうのとりがお父さんとお母さんに赤ちゃんを運ぶ途中にひと休みしたのは、妖精の国で…出産や誕生日の記念になる一冊です。
3,800円+税
ご結婚や記念日を迎えられる方へ。 12つ、それぞれの月に添った季節の花を巡りながら、お2人の幸せをつづる絵本です。
3,800円+税
「ありがとう」を伝えたい大切な相手に贈る絵本です。 家族、友達、恋人…ありがとうを伝えたい大切な人に贈る絵本です。
3,800円+税
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挿絵は同じ内容ですが、ストーリーが少し異なる部分があります。
大人向けは漢字が入っている部分があったり、内容も大人向けになっています。
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クリエイト・ア・ブック グリーディングブック・シリーズ
あゆみさんに 贈る
世界でたった一冊の絵本
二十歳のお誕生日おめでとう!
これからもみんな仲良くしていこうね
2018年4月22日
村野 智子より
今野 あゆみさんへ
ハッピー バースデイ
ハッピーバースデイ
おたんじょうびのほん
庄司三智子 作・絵
クリエイト・グリーティングブック
ずっと ずっとまえ。
正確には 20年前。
あゆみさんは、
生まれたばかりの赤ちゃんだったね。
はじめて浴びる太陽の光。
はじめて聞く風の音や、雨音。
はじめてかぐ樹のかおり。
はじめてさわる大きな手。
はじめてふくむミルクの味。
あゆみさんはどう感じたんだろう。
生まれたばかりの赤ちゃんの
あゆみさんにも、
すぐに「お気に入り」ができたね。
見るだけでかわいい 赤ちゃんのおもちゃたち。
あのころ あゆみさんが
大好きだった
「お気に入り」のおもちゃを、覚えてる?
眼を閉じてみて。
もしかしたら、感触だけでも
思い出せるかもしれないから。
遊ぶの大好き!
いっぱい遊んだあとのお楽しみは、
おやつのお菓子。
あゆみさんの
ちっちゃいころの
「お気に入り」のお菓子って何だった?
口の中に
あのときの味がひろがってこない?
そして今、
2018年4月22日、
あゆみさんは、
20歳の お誕生日を迎えている。
あゆみさんが
ちょうど 20年生きたね、という記念日。
少しずつ増えた「お気に入り」も 20年分。
お誕生日は おいしい「おきにいり」で!
まずは心をこめて おめでとうのケーキを。
やさしく あまい、
とろけて 美しい、
丸い 四角い、
星形 ハートの、
ケーキ いろいろ。
あゆみさんだったら、どれがいい?
つぎのおいしいは、かおりたつ果物。
いちごにメロン、
りんごにさくらんぼ、
もも なし バナナ グレープフルーツ ぶどう、
かき いちじく あんず マンゴー バイナップル……!
数えきれないほどある果物の種類。
その種類の数だけある それぞれのいい匂い。
そんな中で、
あゆみさんの「お気に入り」は何かな?
キッチンで 野菜を洗う音や湯気の気配がする。
伊東の
あゆみさんの家には、
おいしそうなお料理が並んだね。
さあ あゆみさんが
一番好きなごちそうを、どうぞ。
お母さんのハンバーグ?
それともお父さんのカレー?
おばあちゃんの甘い煮豆?
駅前のラーメン屋さんのぎょうざ?
今日はきっとそれだよ。
お誕生日だもの。
あゆみさんの
お誕生日を 20回祝ってくれた、
お父さんとお母さん。
いつも一緒でも、
離れていることがあったとしても、
ふたりとも、ずっとこの日を祝うことを忘れない。
ふたりとも あゆみさんを愛してて
あゆみさんは、ふたりの宝物。
あゆみさんにとっても
お父さんとお母さんは 大好きな宝物。
20歳になった あゆみさんは
お父さんとお母さんのほかにも
沢山の人と出会ってきたね。
亜紀さんや美樹さん、晴子さんと
大事な時間を過ごしたり。
そんななかで、
今の あゆみさんに、もしかしたら
お父さんより お母さんより
好きな人がいるかもしれないね。
それがだれでも
あゆみさんが 好きなひとだもの、
すてきな人のはず、宝物だね。
あゆみさんは、
大好きな人と一緒に聴きたい
「お気に入り」の音楽、ある?
音楽ってふしぎ。
人によって好みが、すごく違う。
でも確かに心に届いて
ほっとしたり、元気になれたり。
好きな音楽は、もう最高って感じ!
形がないから、
目に見えないし、さわれない。
あゆみさんの
耳がさがす「お気に入り」
眼がさがす「お気に入り」もあるね。
レモンイエロー オリーブグリーン
スカイブルー。
たくさんの色の中に、
特に好きな色があるって不思議。
あゆみさんの眼がさがし出す
「お気に入り」はどんな色?
あゆみさんには、
ほかにも、まだまだいろいろな
「お気に入り」があるでしょ。
お気に入りの服。
お気に入りの場所。
お気に入りの本。
お気に入りの絵。
お気に入りの花……。
「お気に入り」って、
どういうことだと思う?
形・色・匂い・肌ざわり・かかわり・思い出……、
いろいろな混ざりあい。
うまくは言えないよね。
でも、たった一つ確かなこと。
20歳の あゆみさんが、
好きだと感じていること。
他の人には感心がなくても、
「お気に入り」たちは
あゆみさんの だいじな宝物たち。
20年間、過ぎてきた日々の中から、
あゆみさんが、
感じてはじめて宝物になった。
あゆみさんのなかで、
ほら、輝いてる。
それにしても
20歳の あゆみさんの宝物、
いっぱい あったね。
ちゃんと触れて
ちゃんと見えて
ちゃんと聞こえて
ちゃんと味わえて
ちゃんと匂いがわかって
そしてちゃんと感じて……。
たくさんの「お気に入り」ができた。
あゆみさんだけの
宝物をたくさん持つ、
世界でたった一人の あゆみさん
お誕生日 おめでとう。
ななみちゃんに おくる
せかいで たった いっさつの えほん
おたんじょうびおめでとう!
げんきでやさしいこにそだってね
2018年7月15日
パパとママより
まえだ ななみちゃんへ ハッピー バースデイ
ハッピーバースディ おたんじょうびのほん
庄司三智子 作・絵
5ねんまえの ななみちゃんは
うまれたばかりのあかちゃん。
それは それは
やわらかくて かがやいていて
ひかりの こどものようだった。
はじめて みる たいよう。
はじめて きく かぜの おと。
はじめて かぐ はなの かおり。
はじめて さわる やさしい て。
はじめて のむ ミルクの あじ。
あかちゃんの ななみちゃんには
みんな はじめての ことばかり。
なんでも はじめてだった ななみちゃんにも
すぐに 「だいすき」が できたね。
あかちゃんの ななみちゃんが
だいすきだった おもちゃは どれ?
ふかふか つるつる くにゃくにゃ。
さわった かんじを まだ おぼえて いる?
いまでも その おもちゃが すき?
ななみちゃんは
うまれた ときから あそぶの だいすき!
それから
あそんだ あとの おやつも だいすき!
ビスケット
ジャムの はいった ヨーグルト。
たまごパンにおせんべい。
ななみちゃんの だいすきな
おやつは どれ?
そして いま
2018ねん 7がつ 15にち
ななみちゃんの 5さいの
おたんじょうびが きたね。
ななみちゃんが うまれて
5ねん たったね!と いう
おめでとうのきねんび。
ななみちゃんの「だいすき」も
すこしずつ ふえて
5ねんぶんに なったね。
おたんじょうびは おいしい 「だいすき」で。
さあ ケーキ いろいろ。
まるい しかくい ほしの かたち。
ふわふわ とろーり さくさく。
ななみちゃんの だいすきな ケーキは どれ?
つぎの おいしいは くだもの。
いちごにメロン
りんごにさくらんぼ
もも なし バナナ
ぶどう かき あんず。
ならべるだけで いい におい。
ななみちゃんの だいすきな くだものは どれ?
だいどころで
おたんじょうびの ごちそうの じゅんびが
はじまったみたい。
いとうの
ななみちゃんの おうちに
おいしい ごちそうが ならぶよ。
ななみちゃんの だいすきな
おりょうりは どれ?
おかあさんのハンバーグかな。
おとうさんのカレーかな。
あばあちゃんの あまーい にまめかな。
それとも ラーメンやさんの ぎょうざ?
こんやは きっと だいすきな おりょうりだよ。
ななみちゃんの おたんじょうびだもの。
ななみちゃんの おたんじょうびを
こんどで 5かい
おいわいしてくれる
おとうさんとおかあさん。
ななみちゃん おたんじょうびは
おとうさんに とっても
おかあさんに とっても
たいせつな だいすきな ひ。
ななみちゃんは
おとうさんと おかあさんの たからものだからね。
ななみちゃんだって
おとうさんと おかあさんは たからものだよね。
5さい になった ななみちゃんは
たくさんの ひとと なかよく なったね。
りこちゃんや、しょうこちゃん たくまくん。
ほかにも
だいすきな ひとが できたかな?
ななみちゃんの だいすきな ひとは
ななみちゃんの たからものだね。
ななみちゃんは
だいすきな ひとと いっしょに ききたい
だいすきな おんがくは ある?
いっしょに うたいたい
だいすきな うたは なに?
おんがくは めに みえない。
てでもさわれない。
ななみちゃんの みみが さがして
ななみちゃんの くちが うたう。
おんがくも だいすきな たからもの。
いろ いろ いろ。
ななみちゃんの だいすきな いろは どれ?
いろは みみで きく ことは できない。
てで さわっても わからない。
あじも しない。
においも ない。
いろは めが さがした 「だいすき」
ななみちゃんの だいすきな いろも
たからものだね。
ななみちゃんには ほかにも
いろいろな 「だいすき」が あるよね。
だいすきな ふく。
だいすきな ばしょ。
だいすきな ほん。
だいすきな はな。
だいすきな え。
ななみちゃんの 「だいすき」
もっと おしえて。
てで さわって だいすき。
めで みて だいすき。
みみで きいて だいすき。
くちで たべて だいすき。
はなで かいで だいすき。
いろいろな くみあわせで だいすき。
どれも ななみちゃんだけの
「だいすき」なんだね。
ほかの ひとには なんでも ない ものでも
ななみちゃんに とっては
だいじな たくさんの 「だいすき」
ななみちゃんの こころの なかで
ひかりかがやく たからものに なって いる。
5さいに なった ななみちゃんには
たくさんの たからものが あったね。
そして これからも
ななみちゃんだけの
たからものが ふえて いくね。
ななみちゃんだけの
たくさんの たからものを もって いるのは
せかいで たった ひとり
5さいの ななみちゃんだけ。
おたんじょうびおめでとう。
はるみさんに 贈る
世界でたって一冊の絵本
はるみさん、優しいあなたが大好きです
希望に満ちた未来へ羽ばたいてください!
これからもよろしくお願いします
2018年4月1日
友人一同より
小野田 はるみさんに しあわせの花がたくさん咲きますように
しあわせのタネ
絵 大久保厚子 作松塚しのぶ
クリエイト・ア・ブック
とても気持ちのいい日曜日。
はるみさんが
伊豆の公園で休んでいると
何かが落ちてきました。
それは、ふしぎな形をしていました。
「…なんだろう…」
「…なにかのタネかなあ…」
はるみさんは、
それをポケットに入れました。
それからなのです、
いろいろなことが
起こりはじめたのは…。
ある日、散歩をしていると、
いろいろな声が聞こえてきたのです。
はるみさんが誰かとすれ違うたびに。
「…つかれたな…」
「…会いたいな…」
「…あやまらなくちゃ…」
それは通り過ぎた人たちの
心の声でした。
いつも見かける女性と犬にすれ違うと、
「…こんにちは…」
ふしぎな声が聞こえたのです。
「…え、もしかして、犬の声?…」
はるみさんは驚いて
「いま、何か言った?」
犬に話しかけました。
「よくしゃべるのよ」
女性は楽しそうに笑いました。
そして、
「…きっと動物が好きなのね…」
女性の心の声が聞こえました。
ポケットの中で、
タネはふんわりと光っていました。
はるみさんは、
タネがポケットに入っていると
動物たちの声も聞こえることに
気づきはじめました。
どこかで何かが歌っている。
誰かがしゃべっている。
はるみさんはつぶやきました。
「…まさか、猫たちや風、
木の葉や花や鳥たちと話ができるなんて…」
タネのふしぎなチカラを感じながら。
ある日、散歩していると、
女性がベンチに座っていました。
「…つらいな、つらいな…」
はるみさんが聞いたのは、
心の声でした。
「…ママ、元気になって…」
犬の声も聞こえました。
タネを持ってから、喜び、悲しみ、苦しみ、
心の声が聞こえるようになっていたのです。
はるみさんは
鳥や風や猫たちに
たずねました。
何かできることはないかと。
ポケットのタネを握りしめながら。
すると風はやさしくあたりを包み、
鳥は楽しい歌をさえずりました。
猫も足下に静かに寄り添い、
頬ずりをしたのです。
はるみさんは
まわりの空気が温かく変わっていることに
気づきました。
「こんにちは、いいお天気ですね」
はるみさんは話しかけました。
「あら、ほんと、今気づいたわ。いいお天気。」
女性は空を見上げながら言いました。
そして、心の声が聞こえてきました。
「…ふしぎ。
とても元気になったわ。ありがとう…」
「…ありがとう…」
寄り添っている犬の声も聞こえました。
いつしか女性に微笑みがかえり、
はるみさんの心も
温かくなっていました。
タネを持ってからはるみさんは
今まで気づかなかったことに
気づき始めました。
笑顔になると
笑顔の輪がひろがること。
いつも笑顔でいると、
幸せな気分になって
前向きになれること。
タネがあると、
楽しい思いつきも、次々と浮かびます。
「そうだ、手づくりメニューで
佳美さんや、涼さんや、純さんを
おもてなししよう。
いっしょに食べるだけでうれしくなるから」
おいしいものは、幸せのタネ。
寒い日はみんなに
温かい紅茶をいれてあげよう。
暖まるだけで、笑顔になるから。
湯気は、幸せのタネ。
暑い日にはみんない氷を入れて
ジュースを作ってあげよう。
冷たいだけで、ふーっとほどける。
ガラスのしずくは、幸せのタネ。
はるみさんはつぶやきました。
「…みんなの笑顔にありがとう…」
はるみさんは
タネを持ってから、
いままでより自分が
「ありがとう」を
たくさん言っていると感じていました。
気づくと歌を口ずさんでいて、
心が軽くなっていることも。
「…ふしぎなことはぜんぶ、このタネのおかげ…」
そう思いながら、
タネをさわろうとしましたが
どこにもありません。
はるみさんは
胸に手を当てながら、つぶやきました。
「もうあのタネはいらない。だってここにあるから」
幸せのタネは、夢のタネ。
みんなの心の中にあります。
嬉しいことや楽しいことが降り注いで、
素敵な花を咲かせます。
はるみさんは、いま25歳。
はるみさんにこれからも
もっともっと幸せなことが起こりますように。
かのこちゃんに おくる
せかいで たった いっさつの えほん
かのこちゃん、いつもげんきを ありがとう
パパとママは かのこちゃんのことが だいすきだよ
ほいくえんでも おともだちを たくさんつくってね
2018年6月17日
パパとママより
ありた かのこちゃんに
しあわせの はなが たくさん さきますように
しあわせのタネ
絵 大久保厚子 作松塚しのぶ
クリエイト・ア・ブック
とても きもちのいい にちようび
かのこちゃんが
いとうの
こうえんであそんでいると
あたまに コツン
なにかが おちて きました。
それは ふしぎな かたちを していました。
「…なんだろう…」
「かわいいな」
「なにかの タネかなあ」
かのこちゃんは
すごく きに なって
そのタネを ポケットに いれました。
それから なのです。
いろいろなことが
おこり はじめたのは…。
あるひ いつも みかける ワンちゃんと
すれちがい ました。
すると ワンちゃんが 「おはよう」と
かのこちゃんに
あいさつをしたのです。
「…え? いま ワンちゃんが
しゃべった…?」
それが ふしぎの はじまりでした。
かのこちゃんは
ワンちゃんに はなしかけました。
「いま しゃべった?」
ワンちゃんは なにも いいませんが
わらって いるように
かのこちゃんには みえます。
「そうなの。よくしゃべるのよ」と
ワンちゃんの ママが わらいました。
タネがポケットに はいっていると
かのこちゃんは
いままで きこえなかった こえが
きこえて くることに きづきました。
なにかが うたっている。
だれかが しゃべっている。
タネの ふしぎな ちからでしょうか。
のらねこや かぜや
にわの みどりや とりたちと
かのこちゃんは
どんどん なかよく なって
いきました。
あるひ おつかいに でかけると
こうえんの ベンチに
いつか あった ワンちゃんの
ママが すわって いました。
なんだか さびしそうと
かのこちゃんはおもいました。
かのこちゃんは
なかよくなった
とりや かぜや ねこたちに
たずねました。
さびしそうな
ワンちゃんの ママに
なにか できることは ないかなあ。
すると かぜは やさしく
ワンちゃんの ママを つつみました。
とりは たのしい うたを うたいました。
ねこは あしもとに ほほずり しました。
かのこちゃんも
くうきが やわらかく なっていると
かんじました
「こんにちは きょう ワンちゃんは?」と
かのこちゃんは
ワンちゃんの ママに はなし かけました。
「ワンちゃんは にゅういん しているの。
しんぱいで さびしかったの。
はなしかけて くれて ありがとう。
きっと ワンちゃんは げんきに なるわ」
ワンちゃんの ママは
いつしか えがおに なっていました。
そのとき ワンちゃんの
「ありがとう」という
こえが きこえた きがしました。
かのこちゃんは
みんなの おかげだと おもいました。
そして このタネの おかげだと。
かのこちゃんは さいきん
こんなふうに おもっています。
じぶんから えがおに なろう。
すると まわりに
えがおが ひろがって いくから。
かのこちゃんは
すてきなことを おもいつきました。
「ケーキを 食べよう!」と
かずまくんや
しんじくんや
りんちゃんをさそったのです。
「おいしいね」
「いっしょに たべると おいしいね」
みんなの おいしいものを
たべるときの かおが だいすき!と
おもいました。
おいしいものは しあわせの タネ。
さむい ひは みんなに あたたかい
こうちゃを いれてあげよう。
あたたかい だけで えがおに なるね。
ゆげは しあわせの タネ。
あつい ひは みんなに こおりを いれて
ジュースを つくってあげよう。
つめたいだけで、ふーっと なるね。
ガラスの しずくは しあわせの タネ。
かのこちゃんは つぶやきました。
「みんなの えがおに ありがとう」
かのこちゃんは
タネを もってから
いままで よりも
じぶんが 「ありがとう」を
たくさん いって いると
かんじています。
「…ふしぎな ことは ぜんぶ
このタネの おかげ…」
そう おもいながら
かのこちゃんは
タネを さがしました。
でも どこにも みつかりません。
かのこちゃんは
むねに てを おいて つぶやきました。
「もう あのタネは いらない。
だって ここに あるから」
しあわせの タネは ゆめのタネ
みんなの こころの なかにあります。
うれしいことや たのしいことが
ふりそそいで
すてきな はなを さかせます。
かのこちゃんは いま6さい。
かのこちゃんに
もっともっと しあわせなことが
おこります ように。
ももかちゃんの ために
せかいで たった いっさつの えほん
うまれてきてくれてありがとう
だいすきなももかちゃん、やさしいこにそだってね
2018年5月8日
パパとママより
ようこそ! ももかちゃん
ようこそ! あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
クリエイト・ア・ブック
こうのとりが
ももかちゃんを
おとうさんの まことさん
おかあさんの ゆりさんに
とどけるために
いとうに むかって
とんでいました。
「ももかちゃんが うまれる
2013ねん5がつ8にち
21じ15ふんまでには
まだ だいぶ じかんも あるなぁ。
ちょっと ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて いたので
つかれて いたのです。
こうのとりは きれいな おはなばたけに
まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって やすんでいる あいだに
ももかちゃんは はいはいして
おはなばたけの さんぽに でかけました。
ももかちゃんが おはなばたけに
はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
「ここからは ようせいの くにですよ。
ようせいで ないと はいれませんよ。」
ももかちゃんは
なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おうじょさまは
「ももかちゃんを
ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。
すると ももかちゃんの せなかに
かわいらしい はねが はえました。
はねが はえると
そこに ちいさな はなの ようせいが あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを あんないします。」
ももかちゃんは
はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを とんで いきました。
「ようせいの くにの おともだちに
しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは ももかちゃんを
みんなの ところに つれて いきました。
「みなさーん あたらしい ようせいの
ももかちゃんですよー。」
おはなに たくさん ちいさな ようせいたちが
あつまって きました。
あたらしい おともだちが できて
みんな うれしそうです。
「ももかちゃんの
かんげいかいを しましょう」
みんなが いいました。
ちいさな ようせいたちは
ももかちゃんの ために
ジュースを つくろうと
たくさん くだものを もって やって きました。
ももかちゃんの ための ごちそうです。
「どうして みんな はじめて あったのに
こんなに しんせつに して くれるの?
「だって ももかちゃんの
よろこぶ かおが みたいんだもの。」
ちいさな ようせいたちが こたえました。
ももかちゃんは うれしくて
ジュースを いっぱい のんで しまいました。
「それでは こんどは みんなで
かくれんぼを しましょう。
わたしが おにに なるから
みんな かくれて いいですよ。」
と はなの ようせいが いいました。
それを きくと みんなは あっと いうまに
おはなの かげに かくれました。
ももかちゃんも いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかってしまいました。
「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは ももかちゃんが
おにに なる。」
と ももかちゃんが いいました。
「えっ ももかちゃんが?」
みんなは おどろきました。
「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは ももかちゃんに
たずねました。
「だって みんなの よろこぶ かおが みたいんだもの。」
と ももかちゃんは こたえました。
みんなは ももかちゃんが
こころの やさしい こだと おもいました。
それで ようせいの おうじょさまが
ももかちゃんを ようせいに
したんだと おもいました。
ちいさな ようせいたち みんなは
そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて
びっくりぎょうてんしていました。
ももかちゃんは たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。
あまり とびまわって いたので
みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは
おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで おひるねを しました。
ももかちゃんの まわりに みんな よりそって
しあわせそうに ねて しまいました。
しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが きこえて きました。
「ももかちゃん。」
「あっ こうのとりの こえだ。」
みんなも
「きこえる きこえる。」
と いいました。
ももかちゃんが みあたらないので
こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。
「もう いかなくては。」
ももかちゃんは いいました。
「また あそびに きても いい?」
ももかちゃんが たずねました。
「でも にんげんに なったら
ようせいで なくなっちゃうから
わたしたちの ことなんて きっと わすれちゃうよ。」
ちいさな ようせいたちが いいました。
「ぜったいに わすれない!」
ももかちゃんは おおきな こえで いいました。
「さようなら また くるね。」
ももかちゃんは
こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの おはなばたけから
でて いきました。
すると ももかちゃんの
せなかの はねが きえました。
「さようなら また あそびに きてね。」
ちいさな ようせいたちは
ももかちゃんに てを ふりました。
すると そこに また
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
そして いいました。
「だいじょうぶ。ももかちゃんは
こころが ようせいに なりましたからね。
はねなんか なくても いつまでも
みんなの ことを わすれませんよ。」
ちいさな ようせいたちは あんしんしました。
「そうだよ。ももかちゃんは
ようせいの こころを もった
ステキな にんげんに なるよ。」
「そうすれば きっと また あそびに きて くれるよ。」
ももかちゃん
ようせいの こころ わすれないでね!
ももかちゃんは
やまのびょういんの
やまのせんせいの おかげで
しんちょう 42.6せんち たいじゅう 2580グラム
で
たんじょうしたのでした。
おとうさんと おかあさんは
ももかちゃんが うまれて だいかんげきでした。
おじいちゃん おばあちゃんは
ももかちゃんの たんじょうを
おいわいして くれました。
それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおを して かえって いきました。
ようこそ!あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
里美さん和弘さんに贈る
世界でたった一冊の絵本
和弘くん、里美さん ご結婚おめでとう。
幸せな家庭を築いてください。
2017年11月22日友人一同
リースのまるい輪のかたちは
くり返されるいのちの輝きのしるし。
冬枯れを経てまたよみがえる
春の芽吹きのように
決してつきることのない生命力への賛歌です。
西洋では 人生の様々なシーンを記念して
思い出の品々を飾った
アニバーサリーリースを作ります。
里美さん、和弘さん、
おふたりのご結婚を祝って、
めぐる季節の花々を1年ぶん
すべてリースにしてお贈りします。
この幸せが
永遠に続くことを祈って。
上村里美さん
田原和弘さんのご結婚を祝して
アニバーサリーリース
中島祥子 作・絵
クリエイト・グリーティングブック
春は はじまりの季節。
新しい恋
出会い
門出……。
里美さん、和弘さん、
おふたりのなれそめは
いつでしたか?
March
3月
パンジーは、愛の神エロスの分身。
花ことばは
「私を想って」「思い出」「記念品」
恋人達の最初の想いを
溜めておくのにふさわしいリースです。
里美さん、和弘さん、
はじめてあったときの思い出を
どうぞ、大切に。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
March
3月
パンジーは、愛の神エロスの分身。
花ことばは
「私を想って」「思い出」「記念品」
恋人達の最初の想いを
溜めておくのにふさわしいリースです。
そう、この月、2017年の3月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、 あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
はじめてあったときの思い出を
どうぞ、大切に。
April
4月
復活祭のルーツは 春の訪れを祝うお祭。
そのシンボルは
タマゴ、ウサギ、イースターリリー、
そして ヒナギク。
ヒナギクは「独身者のボタン」と呼ばれています。
むかし、求婚する若者がポケットに忍ばせ、
枯れるまでに 恋人のもとに
たどりつけるかどうかで
結婚の正否を占ったとか。
里美さん、和弘さん、
初々しい気持ちを いつまでも。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
April
4月
復活祭のルーツは 春の訪れを祝うお祭。
そのシンボルは
タマゴ、ウサギ、イースターリリー、
そして ヒナギク。
ヒナギクは「独身者のボタン」と呼ばれています。
むかし、求婚する若者がポケットに忍ばせ、
枯れるまでに 恋人のもとに
たどりつけるかどうかで
結婚の正否を占ったとか。
そう、この月、2017年の4月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
初々しい気持ちを いつまでも。
May
5月
フランスでは 5月1日がスズランの日。
幸運を祈ってスズランを贈り合います。
花ことばは「幸福が戻ってくる」
春のくだもの、イチゴの花の花ことばは
「あなたは私をよろこばせる」
赤い実は 婿薬ともされる愛の果実。
チューリップも 愛の花です。
里美さん、和弘さん、
愛と幸福の花々をどうぞ受け取ってください。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
May
5月
フランスでは 5月1日がスズランの日。
幸運を祈ってスズランを贈り合います。
花ことばは「幸福が戻ってくる」
春のくだもの、イチゴの花の花ことばは
「あなたは私をよろこばせる」
赤い実は 婿薬ともされる愛の果実。
チューリップも 愛の花です。
そう、この月、2017年の5月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
愛と幸福の花々をどうぞ受け取ってください。
夏は 輝きの季節。
陽光の中
すべての生命が燃えさかるとき。
恋もまた 頂点に。
里美さん、和弘さん、
おふたりが 恋人同士になったのは
いつでしたか?
June
6月
6月24日の中夏節は
薬草の力が増す魔法の日。
未婚の乙女たちは この日の前夜
いろいろな占いを こころみて
花嫁となる日に 思いを馳せました。
そんな古いおまじないのひとつが
「サムシング・ブルー」
花嫁が 何か青いものをひとつ 身につけていると
幸福な結婚生活を約束される、というものです。
里美さん、和弘さん、
サムシング・ブルーの魔法をかけたリースをどうぞ。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
June
6月
6月24日の中夏節は
薬草の力が増す魔法の日。
未婚の乙女たちは この日の前夜
いろいろな占いを こころみて
花嫁となる日に 思いを馳せました。
そんな古いおまじないのひとつが
「サムシング・ブルー」
花嫁が 何か青いものをひとつ 身につけていると
幸福な結婚生活を約束される、というものです。
そう、この月、2017年の6月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
サムシング・ブルーの魔法をかけたリースをどうぞ。
July
7月
7月7日、平安時代の人々は
おけにはった水面に 天の川の星々を映して、
牽牛星と 織女星の 逢瀬を祝いました。
天を映す水にうかぶスイレンは 気高い花。
花ことばは「信頼」「純潔」
その種子はむかし、女性の浮気心を
静める薬として、使われたそうです。
里美さん、和弘さん、
信頼のきずなを深める
すきとおった水のリースを おふたりに。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
7月7日、平安時代の人々は
おけにはった水面に 天の川の星々を映して、
牽牛星と 織女星の 逢瀬を祝いました。
天を映す水にうかぶスイレンは 気高い花。
花ことばは「信頼」「純潔」
その種子はむかし、女性の浮気心を
静める薬として、使われたそうです。
そう、この月、2017年の7月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
すきとおった水のリースを おふたりに。
August
8月
夏のさかりには、暑さの中でも
瑞々しさを失わない熱帯の花々を。
アンセリウムの花ことばは「恋の成就」
ハート形の姿からの すなおな連想です。
ハートの形は もとは心臓のかたち。
古代の人々は
心臓に「心」があると 考えていたからです。
里美さん、和弘さん、
恋が成就したその時の
プロポーズの言葉を 覚えていますか?
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
August
8月
夏のさかりには、暑さの中でも
瑞々しさを失わない熱帯の花々を。
アンセリウムの花ことばは「恋の成就」
ハート形の姿からの すなおな連想です。
ハートの形は もとは心臓のかたち。
古代の人々は
心臓に「心」があると 考えていたからです。
そう、この月、2017年の8月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
プロポーズの言葉を 覚えていますか?
秋は 実りの季節。
穀物は重い穂をたれ、
果樹がつややかな実をつけるとき。
恋人たちも
恋の情熱を 愛の実りに変えてゆきます。
里美さん、和弘さん、
おふたりが 共に歩もうと決めたのはいつでしたか?
September
9月
リンドウの花ことばは
「あなたが悲しんでいる時
私はあなたを 最も愛する」
ローズマリーは「あなたが来てくれたので
私の心の悩みが消え去った」
心にかげりが差すときは
幸せな時以上に
愛の力がためされるものです。
里美さん、和弘さん、
時にはこんな なぐさめの花を
お互いの ささえに。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
September
9月
リンドウの花ことばは
「あなたが悲しんでいる時
私はあなたを 最も愛する」
ローズマリーは
「あなたが来てくれたので
私の心の悩みが消え去った」
心にかげりが差すときは
幸せな時以上に
愛の力がためされるものです。
里美さん、和弘さん、時にはこんな なぐさめの花をお互いのささえに。
そう、この月、2017年の9月22日、
チャペルでおふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
October
10月
10月のバラは 春よりも深い色に咲くと言います。
満開のトゲあるバラの花ことばは「結婚」
満開なのは 愛が今、頂点にあることのあかし。
トゲは 様々な苦労の暗示です。
アイビーの花言葉も「結婚」
からみ合うツルは 支えあう夫婦のきずなを表す一方、
簡単に離れられない しがらみをも象徴します。
結婚生活は そう甘くはないという 昔の人の教訓。
里美さん、和弘さん、
伊豆で 生活をおくられる おふたりに
少し辛口のはなむけです。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
10月のバラは 春よりも深い色に咲くと言います。
満開のトゲあるバラの花ことばは「結婚」
満開なのは 愛が今、頂点にあることのあかし。
トゲは 様々な苦労の暗示です。
アイビーの花言葉も「結婚」
からみ合うツルは 支えあう夫婦のきずなを表す一方、
簡単に離れられない しがらみをも象徴します。
結婚生活は そう甘くはないという 昔の人の教訓。
里美さん、和弘さん、
伊豆で 生活をおくられる おふたりに
少し辛口のはなむけです。
そう、この月、2017年の10月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
November
11月
11月は収穫祭の月。
ザクロやオレンジは豊穣と多産のシンボル。
リンゴは「誘惑」
ブドウは「思いやり」「ほどこしもの」
少しずつ意味は違うけれど
果実の恵み深い美しさは
宝石と同じように 豊かでぜいたくです。
里美さん、和弘さん、
おふたりの未来が
みのり多いもので ありますように。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
November
11月
11月は収穫祭の月。
ザクロやオレンジは豊穣と多産のシンボル。
リンゴは「誘惑」
ブドウは「思いやり」「ほどこしもの」
少しずつ意味は違うけれど
果実の恵み深い美しさは
宝石と同じように 豊かでぜいたくです。
そう、この月、2017年の11月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
おふたりの未来が
みのり多いもので ありますように。
冬は よみがえりの季節。
すっかり葉を落とした梢も
雪におおわれた地面も
やがてそこに
小さな芽生えを はぐくみます。
愛もまた 時にまったく姿をかくしていても
その輝きを失うことなく
心の内に あり続けます。
里美さん、和弘さん、
永遠に変わらぬ愛が
見えますか?
December
12月
常緑のモミは永遠のしるし。
ヒイラギの赤い実は「愛」
緑の葉は「信仰と希望」
白い花は「純潔」
クリスマスローズは 幼な子イエスの
誕生を祝って 雪の中から生まれました。
里美さん、和弘さん、
聖夜をいろどる これらの植物が
おふたりの あたたかい家庭を
祝福してくれますように。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
December
12月
常緑のモミは永遠のしるし。
ヒイラギの赤い実は「愛」
緑の葉は「信仰と希望」
白い花は「純潔」
クリスマスローズは 幼な子イエスの
誕生を祝って 雪の中から生まれました。
そう、この月、2004年の12月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ゆうやあき、さやも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
聖夜をいろどる これらの植物が
おふたりの あたたかい家庭を
祝福してくれますように。
January
1月
東洋では 黄色の花は富のシンボルと
されています。
新春に まっさきに咲く
黄金色の福寿草は
その名の通りの 幸運の花。
水仙も 銀の台に金の杯を持つ 宝の花。
あふれるばかりに花をつけたミモザも
あしらって。
里美さん、和弘さん、
おふたりが 豊かに暮らすことを祈って
贈る 輝く金のリースです。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
January
1月
東洋では 黄色の花は富のシンボルと
されています。
新春に まっさきに咲く
黄金色の福寿草は
その名の通りの 幸運の花。
水仙も 銀の台に金の杯を持つ 宝の花。
あふれるばかりに花をつけたミモザも
あしらって。
そう、この月、2017年の1月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
里美さん、和弘さん、
おふたりが 豊かに暮らすことを祈って
贈る 輝く金のリースです。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
February
2月
あらゆる花の まだ固く青いつぼみ。
あらゆる草の まだ若い青葉。
これらには すべて 「希望」という
花ことばがつけられています。
里美さん、和弘さん、
最後に贈るのは 「希望」のリースです。
どうぞ いつでも希望を胸に
おふたりが 末永く
共に 歩んでいかれますように。
※結婚月の場合はこちらの文章が入ります
February
2月
あらゆる花の まだ固く青いつぼみ。
あらゆる草の まだ若い青葉。
これらには すべて 「希望」という
花ことばがつけられています。
そう、この月、2017年の2月22日、
チャペルで
おふたりは結ばれたのでしたね。
ようこやりつ、あやのも祝福してくれました。
もういちど、心から「おめでとう」を言います。
里美さん、和弘さん、
最後に贈るのは 「希望」のリースです。
どうぞ いつでも希望を胸に
おふたりが 末永く
共に 歩んでいかれますように。
浅岡 美香ちゃんへ 贈る
世界でたった一冊の絵本
美香ちゃん、メリークリスマス!
いつまでも一緒にいようね!
2005年12月24日
川島 健吾より
浅岡 美香ちゃんへ
メリークリスマス
とっておきの
プレゼント
おかもと香織 作・絵
クリエイト・ア・ブック
ぼくはちょっと特別な トナカイ、
サンタクロースのそりをひく 名誉あるトナカイです。
この本を開いた 美香ちゃんに、
サンタクロースの秘密を
特別に少しだけ 教えてあげましょう。
サンタクロースは 実は一人ではありません。
たくさんいるのです。
なにしろ たった一晩で、
世界中の子どもたちに
プレゼントを届けなくてはなりませんからねえ。
思い出して下さい。
美香ちゃんは子どもの頃、
サンタクロースの不思議を
いろいろ想像しませんでしたか?
サンタクロースはたくさんいても、
その姿が見られることは決してありません。
なんといっても魔法の粉を持っていますから。
振りかけると人間には見えなくなる ふしぎな粉をね。
美香ちゃんは
サンタクロースに会えなくても、
見えなくても、
サンタクロースが来てくれたと 感じていましたよね?
もしも、
サンタクロースがプレゼントを置いているところを
子どもに見つかったら、
家中大騒ぎになって、
大変なことになってしまいますからねぇ。
たくさんの家を回れなくなってしまうし、
ああ 想像しただけでも ドキッとする・・・。
美香ちゃんをはじめ、子どもたちが
眠いのを我慢して待っていてくれたことは
よくわかっていたのですが・・・。
でもね、
むかし、うっかりもののサンタクロースが
魔法の粉をかけ忘れたことがあったんです。
それで、サンタクロースやぼくたちトナカイの存在が、
世の中に知られてしまったというわけです。
美香ちゃんも、誰もが知っている、
あの赤いユニフォームとか 空飛ぶそりとかもね。
その時は テレビが無い時代でよかったですよ!
もしも今 見つかってしまったら、
サンタクロース村は たちまちあばき出され、
テレビのリポーターやら、デパートの人間やら、
観光客やら たくさん押しかけてさて、
サンタクロース村の静かな生活は
なくなっていたでしょうから。
特にぼくたちトナカイはデリケートな動物で
自然豊かな静かな場所でしか 生きられないんです。
美香ちゃんなら サンタクロース村を
静かなままにしてくれますよね。
それとも 訪ねてみたいですか・・・。
普段は静かなサンタクロース村ですが、
年に一度の夏祭りだけは 別です。
サンタクロースの大好きな花火が
パンパン上がるものですから・・・。
ぼくたちトナカイは持に大きな音に弱い。
サンタクロースたちは
花火を見ながらワインを飲んで、ダンスして、
そりゃあもう、大盛り上がりですけどね。
美香ちゃんは
夏を楽しむサンタクロースの気持ちがわかりますかねえ。
ぼくたちは 花火の間、
干草にもぐりこんでぶるぶる震えながら
終わるのをひたすら待つんです。
夏祭りは サンタクロースの大の楽しみ。
まぁ 年に一度くらいは我慢してあげないとねえ。
美香ちゃんも 誰かのために我慢してあげること、
あるでしょ?
そうそう あれはアフリカだったか、
とんでもなく暑い夜空を
ひーひー言いながら飛んでいたら、
大きな太鼓の音が 響いてきて、
ぼくはもう ひっくり返りそうになったんです。
するとサンタクロース、飲みかけのワインのコルクで
すばやく ぼくに耳栓をしてくれましたよ!
おかげで、ひっくり返らずにすみました・・・。
あ、美香ちゃん 心配しないで。
飲酒運転ではないですよ。
空の案内は ぼくたちトナカイの役目ですから。
大きな音の中でも、
あの雷ってやつは 耐え難いものがありますね!
世の中で一番嫌いです。
でも、サンタクロースはちゃんと分かってくれていて、
雷の夜だけは、ぼくをベッドに入れてくれるんです。
やさしい人です。
美香ちゃんにも こんな経験ありましたか?
今は 誰かを守っているのでしょうか。
美香ちゃんの周りで、
サンタクロースに
一度もプレゼントをもらったことがないっていう人
いますか?
ああ、やっぱり いる・・・。
では、もうひとつの
とびきりの秘密を教えてあげましょう。
サンタクロースは 世界中のみんなに
一人残らず、
「とっておきのプレゼント」を届けます。
その「とっておきのプレゼント」というのは
・・・キス!
サンタクロースは
その人の幸せを祈って、心をこめて
おでこにキスのプレゼントをするんです。
美香ちゃんにも、
実際のプレゼントをもらわなかった人にも、
サンタクロースは「とっておきのプレゼント」を
確かに届けましたよ。
みんなかわいい寝顔だったなあ
サンタクロースの一番の願いは
世界中の人たちの しあわせです。
今 21歳になった美香ちゃんも
おなじ思いではありませんか?
その願いがかなうまで、
サンタクロースはすべての人たちに
「とっておきのプレゼント」を届け続けます。
「とっておきのプレゼント」をもらった
美香ちゃん
お願いがあります。
サンタクロースのおてつだいを してほしいのです。
いや、かんたん かんたん。
「とっておきのプレゼント」にこめた
サンタクロースの思いを
美香ちゃんの周りの
まりちゃんや 優子ちゃん、健吾くんに
伝えてほしいのです。
そしてその思いを
まりちゃんや 優子ちゃん、健吾くんが
周りの人に伝えてくれる・・・。
人々の幸せを願うやさしさの環が
世界中に広がれば、
人々は幸せになれるはずです。
大人たちが全員協力してくれれば、
サンタクロースの願いはきっと 叶います。
最後にそっと教えてあげましょう。
今年のクリスマスは 川島健吾に頼まれて、
大人になった 美香ちゃんに
「とっておきのプレゼント」を届けることになっています。
伊豆まで飛んでいきますよ、特別に。
サンタクロースの存在や
想像する大切さを知っている
美香ちゃんだからこそへの 贈り物です。
来年もきっと ステキなことがたくさん起こりますよ。
サンタクロースのキスの威力は すごいですからねえ。
おたのしみに!!
なおちゃんに おくる
せかいで たった いっさつの えほん
なおちゃん、メリークリスマス!
こころのやさしいおんなのこになってね!
2018年12月24日
パパとママより
のざわ なおちゃんへ メリークリスマス
とっておきの プレゼント
おかもと香織 作・絵
ぼくは トナカイ。
でも、ふつうのトナカイじゃ ないんだ。
サンタクロースのそりを ひく、
とくべつな トナカイ!
すごいでしょ。
このほんを ひらいた
なおちゃんに
サンタクロースのひみつを すこしだけ
おしえてあげるね。
サンタクロースはね、
ほんとは たくさん いるんだよ。
だって、せかいじゅうの こどもたちに
ひとばんで プレゼントを
くばらなくちゃ ならないからね。
ぼくが そりをひく サンタクロースは
ワインが だいすきな
とっても やさしい おじいちゃんだよ。
なおちゃんは
もう サンタさんに
おねがいは したかい?
え? 5さいの
なおちゃんは いままでほんものの
サンタクロースを みたこと ないって?
ふっ ふっ ふっ、もうひとつのひみつ…
サンタクロースはね、ふしぎなこなを
もっているんだ。
からだに ふりかけると
にんげんには みえなくなっちゃう
ふしぎなこな。
サンタクロースは そのこなを
じぶんと そりと そして ぼくたちにも
ふりかけて、プレゼントを くばるんだ。
だってさ、
こどもに みつかったら
たいへんなことに なるからね。
サンタクロースに だきついて はなれないこ、
ぼくたちに のりたがる やんちゃぼうず、
びっくりして なきだす ちっちゃなこ…
そんな おおさわぎに なったら、
ひとばんで たくさんのうちを
まわれなく なっちゃうじゃない!
なおちゃんは
そんなこと しないって?
しつれい しつれい…
でもね、
むかし、うっかりものの サンタクロースがいて、
ふしぎなこなを かけるのを わすれちゃったんだって。
そして おそくまで おきていた こどもに
みつかって、
サンタクロースの すがたが
しられてしまったんだ。
なおちゃんも しってる、
あの あかいふくとか
トナカイが ひく そらとぶそりとかがさ。
そのときは たいへんだったって、
サンタクロースむらに テレビのレポーターが
おおぜい おしかけて きたり
デパートのひとが たくさん やってきて
クリスマスセールの イベントに でてくれ なんて
たのんで きたり…
おかげで トナカイたちは
すっかり やせちゃったってさ。
なおちゃんは
こんなニュース きいたこと ない?
ぼくたちは とっても デリケートで
ストレスに よわいんだ。
とくに おおきなおとが だいきらい!
ふだんは しずかな サンタクロースむらだけど、
なつに おまつりが あって
はなびが ばんばん あがるんだ。
あれには ちょっと まいっちゃうんだよね。
サンタさんたちは ワインを のんだり
ダンスをしたり うたったり、
とっても たのしそうだけどさ。
サンタクロースむらに なつまつりが あるなんて
なおちゃん、びっくりしてる?
ぼくたちは みんなで ほしくさに もぐりこんで、
はなびが おわるのを じっと まつんだ。
だって、なつまつりは サンタさんたちの
ねんにいちどの たのしみだからさ。
ちょっとは がまんしてあげないとね。
なおちゃんは
はなびは へいき?
そうそう、あれは アフリカだったかな。
あせを びっしょり かいて
そらを とんでいたら、
おおきな たいこのおとが きこえてきて、
ぼくは ひっくりかえりそうに なったんだ。
そしたら サンタさん、
ワインのせんを ぼくのみみに いれて、
「 これで だいじょうぶ」って わらったんだ。
サンタクロースは せかいじゅう
どんなことが あっても プレゼントを
とどけなくちゃ いけないからね。
なおちゃん
あついくにの クリスマスに おどろいた?
サンタさんは いつも とっても やさしいよ。
かみなりが ゴロゴロなる よるは
ぼくを じぶんのベットに いれて、
いっしょに ねてくれるんだ。
だって、
かみなりは ぼくが このよで
いちばん きらいなの、よーく しってるからね。
なおちゃんも
かみなりが なったら、
だれかさんのおふとんに もぐりこむんじゃない?
なになに、
なおちゃんの
おともだちで、
いちども サンタクロースに プレゼントを
もらったことが ないこが いるって?
じゃあ さいごに
サンタクロースの とびきりのひみつを
おしえてあげよう。
サンタクロースは せかいじゅうの みんなに
かならず
とっておきのプレゼントを するんだよ。
それは…
サンタクロースのキス!
サンタクロースは
そのこの しあわせを いのって、
こころを こめて おでこに
キスの プレゼントを するんだ。
なおちゃんの
おともだちは
きっと とっておきの みえない プレゼントを
もらったんだよ。
なおちゃんを はじめ、
せかいじゅうの こどもたちのしあわせは、
サンタクロースの いちばんのねがいなんだ。
そのねがいが かなうまで
サンタクロースは すべての こどもたちに
とっておきのプレゼントを
とどけつづけるんだよ。
なおちゃんにも
サンタクロースのおてつだいが できるよ。
せかいじゅうの こどもが
しあわせに なれるための おてつだいがね。
なーに、かんたん かんたん!
なおちゃんのまわりの
しょうまくんや けんしんくんや あいちゃんに、
やさしくしてくれれば いいんだ。
そして また
しょうまくんや けんしんくんや あいちゃんが、
まわりのおともだちに やさしく する。
そうすれば、やさしさのわが ひろがって、
せかいじゅうが やさしさで いっぱいに なる!
やさしさは しあわせを つれてくるからね。
ことしは、ぼくのサンタクロースが
なおちゃんのまちの
たんとうなんだ。
いずだよね。
ちゃーんと わかってるよ!
そうそう、くれぐれも おおきなおとを
ださないように してね。
そうしないと ぼく、プレゼントを とどけるまえに
ひっくりかえっちゃうからさ!
とっておきのプレゼントも かならず あるよ。
たのしみに まっていてね!
すみれちゃんに 贈る
世界でたった1冊の絵本
すみれちゃん、お誕生日おめでとう!
すみれちゃんの明るい笑顔が大好きです。
これからも元気いっぱいのすみれちゃんでいてください!
ありがとう
の
ほん
KACHICO 作・絵
長野 すみれさんへ
これまでのありがとうを込めて
ありがとうのほん
KACHICO 作・絵
クリエイト・ア・ブック
今日は何の日?
ある人にとっては
普段と変わらないありふれた一日であり
ある人にとっては
生涯忘れられない特別な日かもしれません。
すみれちゃんにとっては
どうですか?
流れゆく時間の中から
今日という日に寄せて、
すみれちゃんに伝えたい事があると
扉の向こうで待っている方々がいるようです。
まず最初は、遠い昔のすみれちゃんが
まだ今よりずっと小さなころに履いていたくつ。
いつしかサイズが合わなくなって
捨てられてしまったけど
こんなにボロボロになるまでたくさん履いてくれて
色んなところへ連れて行ってもらえて嬉しかったのです。
ありがとうね。すみれちゃんの足はあの頃に比べると
ずいぶんおおきくなりましたね!
お次はすみれちゃんが
赤ちゃんの頃に使っていたものたち。
すみれちゃんは憶えてる?
あまいミルクの香り。
ふわふわの肌触り。
聞こえてくるのは不思議な音。
コロコロコロリ、カラカラカラ。
すみれちゃんが泣いているとき
そして、笑っているとき
いつも一緒にいたのです。
共に過ごした日々に、ありがとう。
もう23歳だなんて
時が経つのはあっという間ですね。
お次は使いかけのクレヨンや絵の具たち。
すみれちゃんがまだ幼かったころ、
どんな絵を描いていたか憶えていますか?
一番使った色は、何色?
失敗を恐れず、無心で描いていたよね。
思いきり使ってくれて、ありがとう。
今はどうですか?
今でも心のままに自分を表現していますか?
他人と比べて、落ち込んだりしていませんか?
そんな時はまた、あの頃を思い出してみてね。
いつかどこかで出会った
小さな可愛い生き物たち。
言葉は無くても伝わった。
優しく目を合わせてくれたこと
可愛いと思ってくれたこと
それだけで幸せ。
ありがとう、すみれちゃん。
どこかまた会えるかな。
会えるといいね。
その時がくるのを楽しみにしているよ。
そしてさらに小さな生き物たち。
小さすぎて見えなくて
踏まれそうになったこともあるけど
どんなに小さくても一生懸命生きているよ。
嫌いかな?
でももしかしたらいつかは
好きになってもらえるかな?
まずはすみれちゃんに
知ってもらえたことに、ありがとう。
また、見つけてね。
彩り豊か獲れたて新鮮、
美味しそうな食べ物たち。
太陽の光を浴び、海と大地に抱かれ
エネルギーに満ち溢れています。
宝石の様に輝いています。
栄養を豊富に蓄えた大自然からの贈り物。
すみれちゃんがいつも
美味しそうに食べてくれて
元気になってくれること
それが嬉しいのです。ありがとう。
静岡県伊東市、、 それはすみれちゃんと ご縁のある土地。
人に個性がある様に土地にも個性がある。 静岡県伊東市は好きですか?
すみれちゃんがこの土地に 住むことによって
静岡県伊東市を元気にしています。 住んでくれて、ありがとう。 なかなか良いところでしょう?
空気、それは目には見えない。
目には見えないそのままの姿で
すみれちゃんが動き回っているときも
眠っているときも
そばにぴたりと寄り添っている。
寄せては返す波の様なリズムで
体内へと吸い込まれるたび
繊細な会話をしているよ。
すみれちゃんの呼吸に、ありがとう。
新鮮な自然の良い香りを乗せて
いつもすみれちゃんの元へ
綺麗な空気を届けられます様に。
地球、それはいつも私達の足元で
静かに、時に厳しく息づいている。
太陽系に浮かぶ三番目の星。
すみれちゃんはこの広い地球の上で
これまでどんな場所へ行き
何を見て、何を感じ
どんな想いを抱いてきたのだろう。
この地球に生まれてきてくれて
ありがとう。
これからも冒険を楽しんでね。
空にぽつんと浮かぶ太陽と月。
昼と夜の世界を照らし続ける姿は
まるで父と母の様。
時々見上げてしまうのはなぜだろう?
すみれちゃんが彼らを見上げる時
彼らもまた、すみれちゃんを見つめている。
あなたの眼差しが嬉しいのだ。
見上げてくれて、ありがとう。
寒さに凍えない様に
暗い夜道に迷わない様に
いつもすみれちゃんを
見守っているよ。
宇宙、それはただ静かにひっそりと在る。
永遠に続く時間の中に煌く星たち。
銀河、星雲、ブラックホール。
なぜ宇宙は存在するのだろう。
創造主の実験場? それとも一つの生命体?
ただ確かな事、
それはすみれちゃんは今
宇宙を構成している一つの輝き。
すみれちゃんが存在していることで
宇宙は成り立っているのだ。
すずちやん、
存在してくれて、ありがとう。
すみれちゃんの体を構成する細胞。
それはミクロの世界。小さな宇宙。
毎日どこかで生まれ
毎日どこかで役目を終えている。
めぐりめぐる集合体。
すみれちゃんが生きている。
ただそれだけで細胞たちは巡っている。
だから、ありがとう。
すみれちゃんが取り込む栄養と
ニッコリ笑顔の幸福感で
細胞たちはますます元気に働けるんだ。
目を閉じると心の中に浮かんでくる
優しく暖かい光。
それはすみれちゃんという
存在を通して体験したかった。
楽しさ、嬉しさ、辛さ、悲しみ、怒り、
感じられる限りのたくさんの感情を
すみれちゃんでしか味わえない
オリジナルな体験を。
それが光にとっての喜び。
すみれちゃんという体験に
ありがとう。
光はいつも
すみれちゃんを愛しているよ。
いつかどこかで見かけた人達。
知佳ちゃんや、由美ちゃんや,慎吾くんの姿も…。
世の中には星の数ほど人がいる。
これだけ沢山の人がいるのに
同じ人は一人もいない。
すみれちゃんと同じ人も
もちろんいない。
みんな少しずつ違う色を持っていて
それぞれの色が輝く時
世界はカラフルに彩られる。
すみれちゃんがすみれちゃんで
いてくれて、ありがとう。
最後に。
親愛なるすみれちゃん。
あなたがいてくれたから
この絵本が生まれました。
ありがとうの気持ちを込めて
これを贈ります。
かおりちゃんに おくる
せかいで たった いっさつの えほん
パパとママのだいじなかおりちゃんへ
にゅうがくおめでとう!
おともだちをたくさんつくってね
2018年4月1日 パパとママより
あまの かおりちゃんへ
これまでのありがとうをこめて
ありがとうのほん
KACHICO 作・絵
クリエイト・ア・ブック
きょうは、
かおりちゃんにとって とくべつなひ。
かおりちゃんがであってきた
いろんなものが かおりちゃんに
つたえたいことがあるって、やってきました。
いつもは おしゃべりしないけど
きょうだけは かおりちゃんと
おはなしが したいみたいです。
まずさいしょは、
よごれたくつが やってきました。
「ぼくはずっとまえに
すてられちゃったくつです。
かおりちゃんに
た~くさんはいてもらえて
いろんなところへいけて
うれしかったよ、ありがとう!」
おつぎは、かおりちゃんが あかちゃんのころに つかっていたもの。
「おぼえてる?かおりちゃん。
ボクたちは いつもきみといっしょにいたよ。
かおりちゃんは たくさんないて
たくさんわらっていたね。
そんな かおりちゃんも
もう6さいになったんだね。
またいつかあそんでね!
いっぱいつかってくれて、ありがとう」
おつぎは、つかいかけのクレヨンや えのぐたち。
「いっしょにた~くさんおえかきしたね!
どんなえをかいたか、おぼえてる?
いちばんつかったいろは、なにいろ?
かおりちゃんの
やくにたてたなら うれしいな。
おもいっきり つかってくれたよね。
ありがとう!!」
こんごは かわいいこがやってきました。
「やさしく めをあわせてくれた。
かわいいと おもってもらえた。
それだけでしあわせ。
ありがとうね。かおりちゃん。
どこかでまた あえるかな。
あえるといいな。
そのときがくるのを、たのしみにしているよ」
わっ!
ちょっとにがてかな?
ちいさな いきものたちです。
「どんなにちいさくても
いっしょうけんめい いきているよ。
すきかどうかはともかく
ボクらも かおりちゃんに
しってもらえただけで いきているかいがあるよ!
サンキュー!」
おや、いろどりがきれいですね。
とれたてしんせん、
とってもおいしそうな、たべものたち。
「いつもおいしそうに たべてくれて
ありがとうございます。
かおりちゃんの
からだのエネルギーになって
かおりちゃんが
おおきくなってくれたら、うれしいです」
さらに こんなかたまで。
いとうしさんです。
「かおりちゃんが
ここにすんでくれて
いとうしも
にぎやかになっているよ。
ありがとう。
なかなか いいところでしょう?」
こんどのかたは
とうめいでみえない、くうきさんです。
「おきているときも、ねているときも
すいこんでくれて、ありがとうね。
いつも かおりちゃんのもとへ
きれいなくうきと、しぜんのよいかおりを
とどけられますように…」
「このちきゅうに うまれてきてくれて
ありがとう。かおりちゃん!
どんなばしょにいって、
なにをみて、どんなはっけんがあった?
たくさん ぼうけんしてみてね。
いつでも かおりちゃんのそばにいるよ」
ひゃ~おおきい!
ちきゅうさんが きてくれました。
おそらにうかぶ
おふたかたまで きてくれましたよ。
たいようさんと、おつきさんです。
「ときどきみてあげてくれて、ありがとう。
すこし はなれたところからだけど
ぬくもりを とどけられるように
くらいよみちに まよわないように
いつもかおりちゃんを
みまもっているよ」
「わたしが なぜそんざいするのか
だれにも わからないけど
たしかなことは、わたしのなかに
きみが そんざいしているよ。
だから かおりちゃん、
そんざいしてくれて、ありがとう」
なんと、うちゅうさんまで。
おおきさが そうぞうできますか?
こんどは、めにみえないほど ちいさなせかいから。
「ぼくたちは
かおりちゃんのかだらの
さいぼうだよ。
いつもえいようをくれるから
げんきにはたらけるんだ。ありがとう!
けがやびょうきのときは
いっしょに たたかうからね!」
かおりちゃんのからだは、
たくさんの ちいさな さいぼうで
できているんですね。
「たのしいこと つらいこと
うれしいこと かなしいこと
たくさんのことを たいけんできること。
それが わたしのよろこび。
かおりちゃん、ありがとう。
いつも あいしているよ」
やさしくて あたたかい
こころのなかの、ひかりさんです。
いつかどこかで みかけたひとたち。
みづきちゃんや、あやかちゃんや、りおくんも
きてくれましたよ。
「いろんなひとがいるね。
おなじひとは ひとりもいないし
かおりちゃんとおなじひとも
どこにもいないよ。
かおりちゃんでいてくれて
ありがとう」
さいごに・・・
だいすきな かおりちゃん
あなたが いてくれたから
このえほんが うまれました。
うまれてきてくれて、ありがとう!
タロウに 贈る
世界でたった1冊の絵本
タロウ、いつもみんなタロウに元気をもらっています
いつも癒してくれてありがとう。
これからもずっとずっと一緒にいようね!
2018年5月22日
パパとママとおじいちゃん より
ありがとう
の
ほん
KACHICO 絵
若葉あずき 文
タロウへ
これまでのありがとうを込めて
ありがとうのほん
KACHICO 作・絵
クリエイト・ア・ブック
ようこそわが家へ♪
タロウが初めて我が家に
来た日のこと憶えているかな?
タロウが来たときから
5年たったね。
今日は大好きなタロウに
伝えたい事があるよ。
タロウはいたずら大好き♪
おうちのものはなんでも
おもちゃに早変わり。
玄関のくつでも遊んじゃうよ。
どきどき、わくわく好奇心で
いっぱいだね。
おもちゃで遊ぶのも大好き♪
タロウはどんな
おもちゃが好きかな?
お気に入りのおもちゃで遊ぶ
タロウはごきげんで
みている私も楽しくなっちゃう。
いつも笑顔にしてくれてありがとうね
タロウが来てから
毎日が色鮮やかになったよ。
うれしいことは2倍になって、
悲しいことは半分こ。
タロウと一緒にいると
元気になれるよ。
ありがとうね。
言葉は話せなくても、
目と目が合うだけで通じ合えるって
ほんと不思議だね。
タロウと私
心と心がつながっているよ。
いつも優しさをありがとう。
小さな生き物たちも
精一杯生きているね。
タロウも私たち人間も
同じ生き物。
たくさんの生き物の中から
タロウと出会えた
奇跡にありがとう。
タロウは食べるの大好き♪
食いしん坊のタロウは、
食べ物を前にするとごきげんだね。
おいしん食べて
食べ物にもありがとう。
おなかいっぱい、すやすやお昼寝。
そんな穏やかなひと時の
幸せをありがとう。
偶然と奇跡が重なって
タロウは
伊東市の
私のところにやって来てくれたね。
そしてタロウと私は
あっという間にかけがえのない
家族になったよ。
うちの子になってくれてありがとう。
春 桜の美しさに心おどり
夏 もくもく白い雲を追いかけ
秋 舞い散る枯れ葉とたわむれ
冬 寄り添いぬくもりを感じ
タロウと共に
季節の移り変わりを
感じられる日々にありがとう。
たくさんの生き物が
共に生きる豊かなこの地球。
タロウと私が
同じ時に生まれ
笑顔で過ごすように
たくさんの仲間たちも人と出会い
みんなを笑顔にしているね。
生き物たちみんなにありがとう
タロウは私を
時に太陽のように明るく照らし
時に月の灯りのように
優しく包んでくれる。
ひとりじゃないって幸せだね。
ありがとうね。
朝目覚めて夜眠りにつくまで タロウと
共に過ごす一日一日に 心からありがとう。
タロウといると 不安や悲しみは和らぎ 穏やかな気持ちになれるよ。
ありがとうね。
タロウと過ごす
当たり前の毎日。
晴れの日も雨の日も風の日も
ただそばにいるだけで
ぬくもりを感じるだけで
力がわいてくるよ。
当たり前の毎日にありがとう。
私が悲しいと
タロウも悲しくて
私が笑えば
タロウも笑ってくれるね。
私が家に帰るといつも
うれしそうに迎えてくれてありがとう。
どんな時でも、どんな私でも、
大好きでいてくれてありがとう。
タロウにはかなわないね。
いつも見守ってくれてありがとう。
私が悲しいと
タロウも悲しくて
私が笑えば
タロウも笑ってくれるね。
私が家に帰るといつも うれしそうに迎えてくれてありがとう。
どんな時でも、どんな私でも、 大好きでいてくれてありがとう。
タロウにはかなわないね。
いつも見守ってくれてありがとう。
タロウと一緒に小さな幸せを
つなぎ合わせていくうちに
幸せの引き出しがどんどん増えて、
大きな幸せになっていくね。
パパやママや、おじいちゃんにとって
タロウとの日々は
きらきら宝石箱のように輝いているよ。
たくさんの贈り物をありがとう。
タロウを思うと
「ありがとう」があふれ出すよ。
毎日のなにげないひとつひとつが
とても豊かでかけがえのない宝物。
たくさんの大切な事を教えてくれて
ありがとうね。
ずーっと大好き。
ずーっと一緒だよ。
りょうくんに 贈る
世界でたった一冊の絵本
いつも一緒にいてくれてありがとう
これからもみんな仲良くしよう!
2018年6月21日
ひよりとはるとより
西川 涼さんのすむ星が
いつまでも美しくありますように
地球は
ごちそう
村ひさき 作・絵
クリエイト・ア・ブック
今から46億年前、
地球は 誕生しました。
40億年前、
地球に 最初の命が 出現して、
500万年前、
地球に ヒトが 生まれました。
りょうくんは 命を受け継いで 受け継いで、
23年前 地球に 誕生したのです。
それから 22年。
りょうくんは
地球からごちそうを いただいて、
地球にはぐくまれて ここ 静岡に
くらしています。
地球のごちそう、
それは 太陽のあふれる光。
地球と太陽の間
はるか1億5千万キロメートルを おりてくる
無数の金色の線、輝く粒。
りょうくんに 降り注ぎ、
りょうくんを 包み込み、
りょうくん
まぶしい粒々 たっぷり 食べて
体の中から 元気 こぼれる。
もっと 地球のごちそう、
それは 海。
地球の表面70パーセントを覆う 青い水。
やさしいさざ波 大きなうねり。
いだかれるような音と 染まるリズム。
海流は拡がり 潜り 廻り。
りょうくん すうっと のみほして
心 さらさらに なっていく。
まだ 地球のごちそう、
それは 大地。
深み30キロメートルの 岩石の塊。
土の豊かさ 暖かさ 軟らかさを 添えて
どこまでも 強く 支えてくれる。
りょうくん じっくり 味わって
静かに 力 満ちてくる。
つぎの ごちそう、
それは 雲と雨。
絹糸のような 羊のような 巨大な渦巻きのような
幾種もの雲が
高さ20キロメートルまでの 空を飾り 刻々と流れ。
やがて
雲の粒は雨の玉に。
つらなって 地上に届く。
りょうくん 楽しさ 連れて
透明に うるおっていく。
まだまだ ごちそう
それは き 木 樹。
緑 黄緑 深緑
赤 黄 茶色 黄金色。
丸 三角 とげとげ ぎざぎざ。
大陸の3分の1を占めて
薫放ち 美しい息を生む。
いずっこ ぱりぱり 頬張ると
澄んだ気配に 満たされる。
さらに ごちそう、
それは 石と 木の実と はな 花 華。
久しい時の中で つくられた
無数の形 いろいろな模様
不思議な重なり 鮮やかな色。
りょうくん 手にとって
見る楽しさ 触れる喜び 教えてもらう。
すばらしい 地球のごちそう。
りょうくんも
ひよりや はるとも
毎日毎日 おいしくて。
大人が 感動して
子どもも うれしくて。
重さ59,700,000,000,000億トンの地球だから
いつまでも 無限のような 気がした。
でも
人は もう 気づいている。
地球が 痛がっていることを。
泣いていることを。
限りあるごちそうだということを。
だから
りょうくんも
ひよりも はるとも
地球を大切にする方法を 求めて。
知る姿勢。
感謝の気持ち。
無駄にしない行動。
護る態度。
育む行為。
ひとりひとりが できることから ひとつずつ。
思いは集まり きっと 地球に注がれる。
地球が生んでくれた
りょうくんの命、
地球が生んでくれた りょうくんの命、人の命は、
人の命は、地球がある限り、
その次へ はるか未来へ 伝わっていくべきもの。
人が生まれ出る 何億年も前から
植物も 魚も 虫も 鳥も 動物も
あらゆる命が
ずっと つながってきたことを 見習って。
宇宙に浮かぶ青い地球は 命をのせた唯一の惑星。
命に満たされてこそ 笑うように輝く星だから。
さあ
つづきのごちそう、
地球のデザートを どうぞ。
地球のデザート
それは 虹と雪と雷。
透明七色電飾に うっとり。
冷たさ熱さに すっきり。
轟音清音に びっくり。
りょうくん すべての感覚 きわだって
喜び 五感を 駆けめぐる。
こんどの デザート、
それは 月と星。
夜空に流れる 星ぼしのメロディー。
明るく浮かぶ 月の指揮者。
りょうくん 瞬きのオーケストラに 耳すます。
さて
地球の飲み物、
川と滝は いかが?
流れが続く 心地よさ
音の走る 気持ちよさ。
水面の響き きらきらと。
りょうくん ゆったり 飲みながら
やさしい 時間 とり戻す。
最後のごちそう、
それは 大きなごちそう 空気。
目には 見えないけれど
必ずそこに在って 満たしてくれる。
気づくことも 忘れてしまうのに
ぐるり地球100キロメートルをくるんで 守ってくれる。
広く 大きく 深く
ずっと ずっと いつも。
りょうくん
広く 大きく 深く 吸い込んで
おいしい おいしいと 幸せに なる。
たくさんの 地球のごちそう。
46億年のときを経て この先も
命を紡いでくれる ごちそう。
人は
りょうくんも
ひより も はるとも
感謝を込めて
いただきます。
地球よ、
ありがとうございます。
ゆかちゃんのために
せかいで たった いっさつの えほん
おたんじょうびおめでとう
げんきでやさしいこにそだってね。
2018年4月4日
パパとママより
はまの ゆかちゃんの すむ ほしが いつまでも うつくしく ありますように
地球は ごちそう
村 ひさき 作・絵
クリエイト・ア・ブック
わたしたちの すんでいる ちきゅうには
ごちそうが たくさん。
ゆかちゃんの くらしている
しずおかにも、
なみちゃんの まわりにも、
たくみくんや かずまくんの ところにも、
たくさんの どうぶつに うえにも、
そらを とぶ とりたちにも、
つちの なかの むしたちにも。
きたにも みなみにも、
ひがしから ずうっと にしにも。
ちきゅうは ごちそう そのもの。
ちきゅうの ごちそう、
それは たいようの あふれる ひかり。
ひかりの つぶ かがやきながら
ゆかちゃんに まいおりて、
ゆかちゃん
きらきらつぶつぶ たっぷり たべて
からだの なかから げんき こぼれる。
もっと ちきゅうの ごちそう、
それは うみ。
うみの ゆらゆら おと リズム、
あおさ ひろさ どーんと おおきさ。
ゆかちゃん みんな のみほして
きもち ぴかぴかに なっていく。
まだ ちきゅうの ごちそう、
それは だいち。
ふっくら つちの あたたかさ。
びっしり つづく たくましさ。
ずしんと ふかく あつみが あって。
ゆかちゃん じっくり あじわうと
つよい ちから あふれだす。
つぎの ごちそう
それは くもと あめ。
つめたい みずの うるおいが
からだじゅうに ひろがって、
ふわふわ くもが
むね いっぱいを くすぐると、
ゆかちゃん つやつや すきとおって ゆく。。
まだまだ ごちそう、
それは き き き。
みどり きみどり ふかい あお、
まるい さんかく とげとげ ぎざぎざ。
ゆかちゃん ぱりぱり ほおばると
みどりの かおりで みたされる。
さらに ごちそう、
それは いしと きのみと はな はな はな。
じかんを かけて つくられた
まるい かたち、ふしぎな かさなり、うつくしい いろ。
ゆかちゃん つい てに とって
さわった かんじ しりたくなるね。
うれしいね、たくさんの ごちそう。
すごいね、ちきゅう。
でも・・・
こんなに いっぱい ごちそうに なって、
ゆかちゃんも
なみちゃんも たくみくんも かずまくんも、
ちきゅうの みんなが たべて たべて、
ちきゅうは
なくならないかな?
いたくないかな?
ないてないかな?
ひとりひとりが
ゆかちゃんも
なみちゃんも たくみくんも かずまくんも、
ちきゅうを たいせつに する きもちを
わすれなければ いいのかな?
ごちそうに なった うれしさを
ありがとうの ことばと たいどで
つたえたら どうだろう?
いま 5さいの ゆかちゃんが
ちきゅうに やさしい ことを かんがえたら、
きっと ちきゅうは わらって くれる。
なみちゃんや、たくみくんや かずまくん、
みんなの たくさんの おもいが あつまったら、
きっと ちきゅうは げんきで いられる。
ゆかちゃんも
ななこちゃんや、たくやくんや しんごくん、
みんなが ちきゅうの いろいろを
むだに しなければ、
きっと
ちきゅうは かがやきながら うちゅうに うかぶ。
さあ
だから、
つづきの ごちそう、
ちきゅうの デザートを どうぞ。
ちきゅうの デザート、
それは にじと ゆきと かみなり。
ゴロゴロ びっくり。
つめたさ さっぱり。
きれいに うっとり。で、
ゆかちゃん にじいろに そまって ゆく。
つづきの デザート、
それは つきと ほし。
よぞらに ながれる ほしぼしの メロディー。
ほわんと あかるい つきの しきしゃ。
ゆかちゃん しずかな ひびきに みみ すます。
さて
ちきゅうの のみもの、
かわと たきは いかが。
ながれが つづく ここちよさ。
おとの はしる きもちよさ。
ゆかちゃん くくっと のみながら
やさしさ すうっと かんじてる。
さいごの ごちそう、
それは おおきな おおきな ごちそう、
くうき。
めには みえないけれど
かならず そこで みたして くれる。
ひろく おおきく ふかく
ずっと ずっと ずっと。
ゆかちゃん
ひろく おおきく ふかく
すいこんで
おいしい おいしいと しあわせに なる。
たくさんの ちきゅうの ごちそう。
ゆかちゃん
なみちゃんも たくまくんも かずまくんも、
わたしたちは かんしゃを こめて、
いただきます。
ありがとう。